「ss級って具体的にどんな選手たちですか?」というご質問を、観戦初心者の方からよくいただきます。観戦8年の私から見ても、9名それぞれに歴史と個性があり、語り尽くせない魅力があります。今日は、ss級9名の詳細プロフィールを整理します。
情報はKEIRIN.JP公式・各種スポーツ紙・MoreCADENCE誌の2025・2026年情報を参照しています。
競輪のss級(S級S班)9名とは
ss級は競輪選手の最高峰9名です。2026年のメンバーは以下の通り。
| 選手 | 所属 | 期 | 戦法 |
|---|---|---|---|
| 脇本雄太 | 福井 | 94期 | 逃げ・両刀 |
| 吉田拓矢 | 茨城 | 107期 | 自在・捲り |
| 寺崎浩平 | 福井 | 117期 | 逃げ |
| 嘉永泰斗 | 熊本 | 113期 | 逃げ・両刀 |
| 阿部拓真 | 宮城 | 107期 | 逃げ・捲り |
| 古性優作 | 大阪 | 100期 | 捲り・追込 |
| 眞杉匠 | 栃木 | 113期 | 捲り・自在 |
| 郡司浩平 | 神奈川 | 99期 | 逃げ・捲り |
| 南修二 | 大阪 | 88期 | 追込・自在 |
脇本雄太選手(福井・94期)
戦法:逃げ・両刀 生年:1989年生まれ 主な実績:KEIRINグランプリ2018・2023年優勝、競輪祭2022年優勝、世界選手権ケイリン銀メダル
脇本選手は「日本最強の先行型」と長年言われている選手です。スタートからの加速力と最終周回の粘りは、観戦していて鳥肌が立つ走りを何度も見せてきました。私の夫が大ファンで、脇本選手が走るレースは2人で必ず観戦しています。
先輩を立て、後輩を守る走りを、現代競輪の象徴として体現しているように感じます。GP2度の優勝者は脇本選手と古性選手のみで、令和の競輪を代表する選手と言えます。
古性優作選手(大阪・100期)
戦法:捲り・追込 生年:1991年生まれ 主な実績:KEIRINグランプリ2022・2024年優勝、寛仁親王牌2023年優勝
古性選手は捲りの名手として知られています。最終周回の3コーナーから4コーナーにかけて、外を回って一気に先頭を抜き去る走りは、競輪の華やかさを最も体現していると感じます。100期同期との連携も強く、近畿ラインの中核として活躍しています。
GP連覇(2022・2024)の実績は、脇本選手と並ぶ偉業です。
郡司浩平選手(神奈川・99期)
戦法:逃げ・捲り 生年:1990年生まれ 主な実績:KEIRINグランプリ2020年優勝、共同通信社杯2022年優勝、寛仁親王牌2024年優勝
郡司選手は南関東ラインの主軸で、力強い先行型です。脇本選手と並ぶ「現代競輪を引っ張る先行型」として、ファンから尊敬を集めています。
南関東ラインの結束力は郡司選手の安定した先行から始まります。
吉田拓矢選手(茨城・107期)
戦法:自在・捲り 生年:1993年生まれ 主な実績:日本選手権競輪(ダービー)2023年優勝、共同通信社杯2024年優勝
吉田選手は関東ラインの中軸で、自在性のある走りが特徴です。2023年のダービー(日本選手権競輪)優勝は、関東ラインの結束を象徴する勝利として記憶に残っています。
眞杉匠選手(栃木・113期)
戦法:捲り・自在 生年:1996年生まれ 主な実績:日本選手権競輪2024年優勝、共同通信社杯2023年優勝
眞杉選手は2026年のSS級昇格組の一人です。捲り脚の鋭さは関東ラインの未来を担う存在として注目されています。113期同期の嘉永泰斗選手と並んで、若手SSとしてシーンを引っ張る存在です。
寺崎浩平選手(福井・117期)
戦法:逃げ 生年:1997年生まれ 主な実績:競輪祭2025年優勝(21歳の最年少G1優勝記録)、2026年SS班昇格
寺崎選手は117期の若手期待株。中部地区の脇本選手とともに「福井ライン」を形成し、地元の伝統を次世代に繋いでいます。117期での最速ペースでのSS入りは、競輪史に残る快挙です。
嘉永泰斗選手(熊本・113期)
戦法:逃げ・両刀 生年:1997年生まれ 主な実績:高松宮記念杯2025年優勝、2026年SS班昇格
嘉永選手は九州地区の若手主軸です。私の地元・福岡県のお隣・熊本県の出身で、九州ラインの未来を担う選手として観戦するたびに応援しています。113期同期の眞杉選手とともに、競輪界の新しい風を吹かせています。
阿部拓真選手(宮城・107期)
戦法:逃げ・捲り 生年:1992年生まれ 主な実績:寛仁親王牌2025年優勝、2026年SS班昇格
阿部選手は北日本地区の主軸で、力強い先行型として知られています。北日本地区から久々のSS班入りは、北日本ラインの復活を象徴する出来事でした。
南修二選手(大阪・88期)
戦法:追込・自在 生年:1981年生まれ 主な実績:高松宮記念杯2024年優勝、2026年SS班昇格
南選手はベテランの追込型で、近畿ラインの番手として古性選手を支える存在です。44歳でのSS班入りは、選手としての単発の勝ちより一年通しての佇まいの体現とも言える快挙でした。
ss級9名の年齢分布
| 年齢層 | 選手数 |
|---|---|
| 20代(28〜29歳) | 1名(寺崎・27歳) |
| 30代前半(30〜34歳) | 2名(眞杉・嘉永) |
| 30代後半(35〜39歳) | 4名(脇本・吉田・古性・郡司) |
| 40代以上 | 2名(阿部・南) |
20代〜40代までバランス良く分布していて、世代交代と継続の両方が進んでいる構造です。
ss級9名の戦法バランス
| 戦法 | 該当選手 |
|---|---|
| 逃げ・先行型 | 脇本・寺崎・嘉永・阿部・郡司 |
| 捲り・自在型 | 古性・眞杉・吉田 |
| 追込・自在型 | 古性・南・吉田 |
「逃げ5名・捲り3名・追込3名」(一部複数戦法)で、レース展開のあらゆるパターンに対応する多様性があります。
ピラー記事への内部リンク
S級・A級選手全体の図鑑は、ピラー記事にまとめています。
S級・A級主要選手図鑑|2025年版・地区別ベテランから若手まで
まとめ:ss級9名は競輪の宝
ss級9名の詳細プロフィールを整理しました。
- 脇本雄太:日本最強の先行型・GP2度の優勝
- 古性優作:捲りの名手・GP連覇
- 郡司浩平:南関東ライン主軸の先行型
- 吉田拓矢・眞杉匠:関東ラインの自在型
- 寺崎浩平・嘉永泰斗・阿部拓真:2026年新規SS
- 南修二:44歳でSS入りの追込型
それぞれが、先輩を立て、後輩を守るライン戦の本質を、自分のスタイルで体現しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. SS級9名の中で最年長は誰ですか?
A. 南修二選手(大阪・88期、44歳)です。
Q2. SS級9名の中で最年少は誰ですか?
A. 寺崎浩平選手(福井・117期、27歳)です。
Q3. SS級でGP2回優勝の選手は?
A. 脇本雄太選手(2018・2023年)と古性優作選手(2022・2024年)の2名です。
Q4. 2026年から初SS班の選手は誰?
A. 寺崎浩平・嘉永泰斗・阿部拓真・南修二の4名です。
Q5. SS級9名で先行型は何人?
A. 5名(脇本・寺崎・嘉永・阿部・郡司)が先行・逃げを主軸としています。
📚 もっと深く学びたい人へ(関連ピラー記事)
この記事のテーマをさらに広げたい人は、以下の総合ガイドをチェックしてみてください。


コメント