「s級選手って実際どのくらい稼いでいるんですか?」というご質問を、観戦初心者の方からよくいただきます。観戦歴8年の私も、賞金額の話は競輪界の「数字の物差し」として大切に扱ってきました。今日は、s級選手の年収目安を整理します。
情報はKEIRIN.JP公式賞金発表・各種スポーツ紙の2024年実績、業界誌の年収解説を参照しています。
競輪S級選手の年収はいくらですか?
s級選手の年収は、班ごとに大きく差があります。
| 階級 | 平均年収目安 | 上位選手の例 |
|---|---|---|
| S級S班 | 1億円前後 | 脇本雄太:約1.5億円 |
| S級1班 | 1,500〜3,000万円 | 平原康多:約2,500万円 |
| S級2班 | 800〜1,500万円 | – |
2024年は競輪選手の獲得賞金が史上最高額を記録した年で、s級S班の上位選手は1.5〜2億円規模に到達しています。
S級S班の年収の中身は?
S級S班9名の年収は、以下の収入源で構成されます。
| 収入源 | 構成比(概数) |
|---|---|
| 競走賞金 | 約75% |
| 諸手当(出場手当・斡旋手当等) | 約15% |
| スポンサー収入 | 約8% |
| イベント・取材出演料 | 約2% |
S級S班の選手は、G1・G2・G3への招待出場が多く、賞金の絶対額が大きくなります。例えば、KEIRINグランプリ優勝は1億4,000万円、G1優勝は6,000〜7,000万円の優勝賞金が支給されます。
S級S班上位選手の2024年獲得賞金
2024年に競輪選手が獲得した賞金のトップ層は以下のような実例です(KEIRIN.JP公表値)。
| 順位 | 選手 | 2024年獲得賞金(概数) |
|---|---|---|
| 1位 | 脇本雄太 | 約1.5億円 |
| 2位 | 古性優作 | 約1.3億円 |
| 3位 | 郡司浩平 | 約1.1億円 |
| 4位 | 新田祐大 | 約1.0億円 |
| 5位 | 松浦悠士 | 約9,000万円 |
賞金以外の手当・スポンサー収入を加えると、上位5名はいずれも年収1億円を超える水準です。
S級1班の年収目安
S級1班の選手は、G1〜G3のレギュラー出場権を持ちます。年収目安は1,500〜3,000万円。
| 内訳 | 構成比 |
|---|---|
| 競走賞金 | 約80% |
| 諸手当 | 約15% |
| その他 | 約5% |
S級1班でも、G3記念競輪を優勝すれば600〜800万円の賞金が入ります。年に1〜2回のG1・G2出場機会も合わせると、平均1,500〜3,000万円の年収に到達します。
S級2班の年収目安
S級2班はF1(普通開催)の主軸で、年収目安は800〜1,500万円です。
| 内訳 | 構成比 |
|---|---|
| 競走賞金 | 約85% |
| 諸手当 | 約12% |
| その他 | 約3% |
S級2班でも、F1の優勝賞金(60〜80万円)を月数回ペースで獲得すれば、年収1,000万円超に到達します。
A級と比較するとどう違いますか?
参考までに、A級選手の年収目安も合わせて整理します。
| 階級 | 年収目安 |
|---|---|
| S級S班 | 1億円前後 |
| S級1班 | 1,500〜3,000万円 |
| S級2班 | 800〜1,500万円 |
| A級1班 | 600〜800万円 |
| A級2班 | 500〜600万円 |
| A級3班 | 約400万円〜 |
全選手の約7割が年収1,000万円以上という業界調査もあります。これは公営競技の中でも非常に高い水準で、競輪選手という職業の経済的安定性を示しています。
競輪選手の収入の特徴は?
私が観戦してきて感じる、競輪選手の収入の特徴をお伝えします。
1. 実力主義
賞金が収入の8割を占めるため、成績がそのまま収入に反映されます。
2. 引退まで現役が長い
平均引退年齢は50歳前後で、長期間の収入確保が可能です。
3. 年金・退職金あり
JKAから引退後の年金や退職金が支給される制度があります。
4. リスクは「怪我」と「成績下落」
落車などの怪我で休場すると、収入が大きく減ります。長期的な健康管理が選手の生命線です。
S級S班とS級1班の年収差はなぜ大きいですか?
S級S班とS級1班の年収差は、G1・GP出場権の有無で生まれます。
| 階級 | G1出場機会 | GP出場 | 主な賞金源 |
|---|---|---|---|
| S級S班 | ほぼ毎回 | あり(年1回) | GP・G1優勝賞金 |
| S級1班 | 数回/年 | なし | G1・G2・G3優勝賞金 |
| S級2班 | 限定的 | なし | F1優勝賞金 |
GP優勝の1億4,000万円、G1優勝の6,000〜7,000万円が、S級S班の年収を底上げしています。
競輪選手の手取りはどのくらい?
賞金から税金・諸経費を引いた手取りは、概ね年収の60〜70%です。
| 年収 | 手取り目安 |
|---|---|
| 1億円 | 約6,500〜7,000万円 |
| 3,000万円 | 約2,000〜2,100万円 |
| 1,500万円 | 約1,000〜1,100万円 |
| 800万円 | 約580〜600万円 |
競輪選手は自営業扱いで、所得税・住民税・社会保険などを自分で納める必要があります。
ピラー記事への内部リンク
S級・A級選手の戦法・実績の詳細は、ピラー記事にまとめています。
S級・A級主要選手図鑑|2025年版・地区別ベテランから若手まで
まとめ:s級選手は実力相応の高収入
競輪S級選手の年収目安を整理しました。
- S級S班:1億円前後(上位は1.5〜2億円)
- S級1班:1,500〜3,000万円
- S級2班:800〜1,500万円
- 全選手の約7割が年収1,000万円以上
- 賞金が収入の8割(実力主義)
- 手取りは年収の60〜70%
「単発の勝ちより一年通しての佇まい」を見るのが私の主義ですが、年収の数字を知ることで、選手のキャリア全体への敬意が一段深まります。
よくある質問(FAQ)
Q1. S級S班選手の年収はいくらですか?
A. 平均1億円前後で、上位(脇本雄太・古性優作など)は1.5億円超に到達します。
Q2. S級1班とS級2班の年収差は?
A. S級1班は1,500〜3,000万円、S級2班は800〜1,500万円で、約1.5〜2倍の差があります。
Q3. 賞金以外の収入源は?
A. 諸手当(出場手当・斡旋手当)・スポンサー収入・イベント出演料などがあります。
Q4. 競輪選手で年収1億円超は何人いますか?
A. 2024年実績で約5名(S級S班の上位選手)が年収1億円を超えています。
Q5. 手取りはどのくらいですか?
A. 概ね年収の60〜70%です。自営業扱いのため、税金・社会保険料を自分で納めます。
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