「s級とはどういう意味ですか?」という素朴な質問は、競輪を始めたばかりの方からよくいただきます。観戦8年の私も、最初は「s級=有名な選手」というぼんやりした理解でした。今日は、s級を初心者向けに整理します。
情報はKEIRIN.JP公式・JKAランキングの2025年情報を参照しています。
「競輪 s級とは」何ですか?
s級は、競輪選手の階級の中で最高ランクの2階級(s級S班とs級1班)の総称です。
| 階級 | 在籍人数 | 主な開催 |
|---|---|---|
| s級S班 | 9名 | KEIRINグランプリ・G1優勝候補 |
| s級1班 | 約60名 | G1〜G3レギュラー |
| s級2班 | 約120名 | F1(普通開催)主軸 |
s級2班も「s級」の一部に含まれます。s級全体で約190名が在籍しています。
競輪の階級制度全体の見取り図
競輪は2階級6班制で運営されています。
| 階級 | 在籍人数 | 主な開催 |
|---|---|---|
| s級S班 | 9名 | KEIRINグランプリ・G1 |
| s級1班 | 約60名 | G1〜G3 |
| s級2班 | 約120名 | F1 |
| A級1班 | 約450名 | F1・F2 |
| A級2班 | 約450名 | F2 |
| A級3班 | 約450名 | チャレンジ戦 |
| **合計** | **約2,200名** | – |
s級は全選手の約8.6%を占める精鋭層です。
s級S班とは?
s級S班は、競輪の最高峰9名です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通称 | SS班・SS級 |
| 在籍人数 | 9名 |
| 制度開始 | 2008年(当初7名→2012年から9名) |
| 主な役割 | KEIRINグランプリ出場 |
| 年収目安 | 1億円前後 |
2026年のs級S班は、脇本雄太・吉田拓矢・寺崎浩平・嘉永泰斗・阿部拓真・古性優作・眞杉匠・郡司浩平・南修二の9名です。
s級1班とは?
s級1班は、s級S班の次に位置する約60名です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 在籍人数 | 約60名 |
| 主な役割 | G1〜G3レギュラー出場 |
| 年収目安 | 1,500〜3,000万円 |
| 特徴 | 元s級S班選手・SS入りを目指す若手が混在 |
新田祐大選手(90期)・平原康多選手(87期)・深谷知広選手(96期)などのベテランから、若手まで幅広く在籍しています。
s級2班とは?
s級2班は、s級の中で最も人数が多い約120名です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 在籍人数 | 約120名 |
| 主な役割 | F1(普通開催)の主軸 |
| 年収目安 | 800〜1,500万円 |
| 特徴 | 入れ替わりが最も激しい階級 |
s級2班はs級1班昇格を狙う若手と、A級1班降格との境目にいる選手が混在し、競輪界の最も流動的な層と言えます。
s級S班・1班・2班の違いを表で整理
| 観点 | s級S班 | s級1班 | s級2班 |
|---|---|---|---|
| 人数 | 9名 | 約60名 | 約120名 |
| GP出場 | あり | なし | なし |
| G1出場 | 全レース | 一部 | 限定的 |
| G3記念 | 招待出場 | 主軸 | 出場あり |
| F1 | 出場稀 | 上位 | 主軸 |
| 年収 | 1億円前後 | 1,500〜3,000万円 | 800〜1,500万円 |
| 選出 | 前年G1優勝者中心 | 競走得点上位約60名 | 競走得点上位約180名(1班除く) |
s級への昇格条件は?
各階級への昇格は半年ごとの競走得点で決まります。
| 評価期 | 適用期間 |
|---|---|
| 前期 | 1月〜6月の競走得点 |
| 後期 | 7月〜12月の競走得点 |
A級1班→s級2班
競走得点で上位約180名に入ること(s級S班9+1班60+2班120の合計から、s級S班・1班分を引いた人数)。
s級2班→s級1班
競走得点で上位約60名に入ること。
s級1班→s級S班
前年度のG1優勝が最も確実。競走得点で上位9名に入る方法もあります。
s級になるとどう変わるか?
A級からs級に上がると、選手の生活は大きく変わります。
| 観点 | A級時代 | s級時代 |
|---|---|---|
| 出場グレード | F2中心 | F1・G3中心(s級2班)、G1〜G3(1班・S班) |
| 年収 | 400〜800万円 | 800万円〜1億円超 |
| 認知度 | 地元中心 | 全国区 |
| ライン編成 | 後輩枠 | 主軸 or 番手主軸 |
| 出張頻度 | 月数回 | 月数回〜半月以上 |
s級昇格は、選手のキャリアにとって大きな節目と言えます。
s級選手のキャリアパス例
ケース1: 順調にs級S班まで
A級デビュー → A級1班(数年)→ s級2班(30歳前後)→ s級1班 → s級S班(G1優勝で)
ケース2: s級1班定着型
A級デビュー → s級昇格(30歳代)→ s級1班定着(40歳まで)→ 引退(50歳前後)
ケース3: s級・A級往復型
A級→s級→A級降格→再昇格→s級定着、というキャリアもあります。
ピラー記事への内部リンク
s級・A級選手の詳細な戦法・実績は、ピラー記事にまとめています。
S級・A級主要選手図鑑|2025年版・地区別ベテランから若手まで
まとめ:s級は競輪選手の精鋭層
「競輪 s級とは」を初心者向けに整理しました。
- s級は競輪選手の最高ランク2階級+s級2班の総称、約190名
- s級S班9名がGP出場権を持つ最高峰
- s級1班約60名がG1〜G3主軸
- s級2班約120名がF1主軸
- 半年ごとの競走得点で昇降格
型を覚えてから自分の流儀を、s級の階級制度を知ることで競輪観戦の解像度が一段上がります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「競輪 s級とは」何ですか?
A. 競輪選手の最高ランクの2階級(s級S班・1班)とs級2班の総称で、合計約190名が在籍します。
Q2. s級S班とs級1班・2班の違いは?
A. GP出場権の有無が最大の差。S班9名はGP出場、1班60名はG1〜G3、2班120名はF1主軸です。
Q3. s級になる条件は?
A. 競走得点で上位約180名に入ること。半年ごとの評価で昇降格があります。
Q4. s級選手の年収はいくら?
A. S班1億円前後・1班1,500〜3,000万円・2班800〜1,500万円が目安です。
Q5. s級選手は全体の何%?
A. 競輪選手約2,200名のうち約8.6%(約190名)がs級に在籍しています。
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