「競輪 場外発売とは」を初心者向けに解説|本場と場外の関係

全国43競輪場

「場外発売って言葉、テレビの競輪中継でよく聞くんですが、何のことですか?」というご質問を、競輪を始めたばかりの方からよくいただきます。観戦歴8年の私も、最初は曖昧な理解のまま使っていた言葉でした。今日は、競輪の場外発売を初心者向けに整理します。

情報はKEIRIN.JP公式・各場発表値の2025年情報を参照しています。

「競輪 場外発売とは」何ですか?

場外発売とは、本場以外の場所で、本場で開催中のレース車券を販売する仕組みです。

例えば、福岡県の久留米競輪場でレースが行われている日に、東京都の京王閣競輪場や兵庫県のサテライト姫路でも、久留米のレースの車券が買えます。これが場外発売です。

観点 内容
売る場所 他の本場・サテライト・インターネット
売るもの 本場で開催中のレースの車券
売上の帰属 開催場(売上の本筋は本場へ)
発売場の手数料 売上の3〜8%程度

本場と場外発売の関係はどうなっていますか?

本場と場外発売の関係を、家族で言うと「親と子」のような関係です。本場が「親」(レースを開催する)、場外発売が「子」(その車券を販売する)の関係になります。

立場 役割
本場 レースを開催し、車券を発売する主体
他の本場 自場非開催日に他場レースを発売
サテライト 場外専用施設として他場レースを発売
ネット投票 全国どこからでも全場のレースを発売

私が観戦している福岡県では、久留米競輪場が本場で、その車券をサテライト北九州・サテライト博多・他の九州地区の本場・KEIRIN.JPなどで購入できる、という関係になっています。

なぜ場外発売の仕組みが必要なのですか?

場外発売は競輪の売上を最大化するためです。

観点 場外発売のメリット
ファン目線 近くで全国のレースを楽しめる
開催場目線 売上を地理を超えて拡大できる
業界全体 ファン層と売上の拡大

本場だけで車券を売る仕組みだと、競輪場のない県のファンは観戦できません。場外発売があることで、47都道府県のどこからでも競輪が楽しめる環境が整っています。

場外発売はいつから始まったのですか?

競輪の場外発売は、1956年(昭和31年)に最初の場外車券売場が開設されたのが始まりです。

年代 主な場外発売手段
1956年〜 場外車券売場(サテライト)の開始
1990年代 電話投票の開始
2000年代 インターネット投票の開始(KEIRIN.JP)
2010年代 スマホアプリの本格化
2020年代 ネット投票が売上85%占有

1956年から70年近く続く伝統的な仕組みですが、その姿はサテライトからネット投票へと大きく変わっています。

場外発売の対象となるレースは?

原則として全国の本場で開催中のすべてのレースが対象です。

開催種別 場外発売
GP(KEIRINグランプリ) 全国場・サテライト・ネット全対応
G1・G2 全国場・サテライト・ネット全対応
G3(記念競輪) 全国場・サテライト・ネット全対応
F1(普通競輪) 全国場・サテライト・ネット全対応
F2(チャレンジ・ガールズ) 一部限定発売あり
ミッドナイト競輪 ネット投票中心(夜間営業の場のみ)

特にG1・GPは、全国のどのサテライトでも例外なく発売されます。私はKEIRINグランプリを毎年、サテライト北九州または自宅のネット投票で観戦しています。

場外発売とインターネット投票の関係は?

ネット投票も広い意味では場外発売の一形態です。

区分 構成比(2024年度)
狭義の場外発売(サテライト+他場発売) 約13%
広義の場外発売(+ネット投票) 約98%
本場販売 約7%

つまり、競輪売上の98%は「場外発売」と言えます。本場で実際に発売されている割合は7%しかなく、ネット投票・サテライトを含めた場外発売が競輪の主流となっています。

場外発売の支払率は本場と同じですか?

同じです。

車券種 支払率(払戻率)
単勝・複勝 75%
2車単 70%
2車複 75%
3連単 75%
3連複 75%
ワイド 75%

100円を支払って当たった場合、平均で75円が払い戻される計算です(残り25%は控除)。本場・サテライト・ネット投票すべて同じ支払率ですので、どこで買っても期待値は変わりません。

場外発売で買えないものはありますか?

ほぼありませんが、稀に以下のケースがあります。

制限例 内容
地元限定発売 一部の小型開催で、限定された場でのみ発売
完売締切 発売枚数の上限を超えると締切(極めて稀)
通信障害時 ネット投票で発生(サテライトに切替)

通常の本場開催レースで「場外で買えない」ケースはほぼないため、ファンは安心して場外発売を利用できます。

ピラー記事への内部リンク

各場の場外発売・本場開催の詳細は、ピラー記事にまとめています。

全国43競輪場の特徴と攻略|333m・400m・500mバンク完全一覧

まとめ:場外発売は競輪の主流

「競輪 場外発売とは」を、初心者向けに整理しました。

  • 場外発売は本場以外で他場レースの車券を売る仕組み
  • 1956年から続く伝統的な仕組み
  • 競輪売上の98%は広義の場外発売(ネット投票含む)
  • 支払率は本場と同じ(3連単75%)
  • 全国どこからでも全国のレースが楽しめる

「型を覚えてから自分の流儀を」、競輪の楽しみ方は、場外発売を理解することから始まります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「競輪 場外発売とは」何ですか?

A. 本場以外で他場レースの車券を販売する仕組みです。サテライト・他場・ネット投票で実施されます。

Q2. 場外発売はいつから始まりましたか?

A. 1956年(昭和31年)から始まりました。

Q3. 場外発売の売上は競輪全体の何%ですか?

A. ネット投票を含む広義の場外発売は約98%を占めます。狭義(サテライト+他場発売)は約13%です。

Q4. 場外発売と本場の車券価格は違いますか?

A. 同額です。100円の3連単は本場でもサテライトでもネットでも100円です。

Q5. 場外発売で買えないレースはありますか?

A. ほぼありませんが、一部の地元限定発売は例外的に対象外です。

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